メイン コンテンツにスキップ

w o r k s . .

1
駒沢公園の家
世田谷区駒沢
house
small scale

築約30年の木造家屋の増改築である。木造家屋が密集する環境を「木造の軸組の集まり」ととらえてみる。すると一気に、木造密集地は、簡単に編集できる風景に見えてきた。今の時代にあった用途や家族構成によって、梁や柱を抜いたり足したりして、建物を更新していくことが、木造の軸組ではできる。私たちは、敷地や、既存建物にしばられずに、自由に軸組を更新していくことで、古い木造家屋の抱える問題を解決しながら、まっさらな風景をつくるのではなく、時を経た建物や景色を少しずつ更新していくことを考えた。
敷地は旗竿形状で、まわりを同じような家屋に囲まれている。今は畑であるお隣も、近い将来新しい家が建つだろう。そうなるとここは、日当りも風通しも悪い場所になると感じた。
私たちは、3つの小さな家屋を建てることを考えた。ひとつは増築で、残りは既存家屋を2つに分割したものである。家屋を小さくし、分けることで、増築による周辺への圧迫感が減り、3つの家屋は各々外部に囲まれ、いろいろな方向からの採光や通風に恵まれる。一方で、3つの家屋はガラスでつながれ、外観からは想像できない、大きなひとつながりの空間となっている。
この「木造の軸組の更新」が、都市部の一般的な住宅密集地を、新しい風景に変えていくきっかけになればと思っている。

 

新建築 2011年8月号掲載

SD2011掲載

エル・デコ 2011年10月号掲載

Casa BRUTUS 2012年2月号掲載

素住 2012年4月号掲載

住まいの設計 2012年9.10月号掲載

新建築住宅特集 2012年10月号 第28回新建築賞ノミネート

MARK 2013年8.9月号掲載

SOS Pavillons掲載

BRUTUS No.807掲載

100%LIFE

オトナのおしゃべりノオト vol.4掲載

日経アーキテクチュア 2015年12月10日号掲載

Casa BRUTUS「エネルギーを選ぶ暮らし」

Lotus掲載

ディテール 2021年1月号掲載